SEO分析のやり方|検索順位が上がらない原因と無料ツールを解説 

マーケティング担当者

「SEO分析を始めたいけれど、何から手をつければいいの?」

Webマーケター

「ツールがいろいろあるけど、どれを使えばいいの……?」

そんなお悩みを抱えていませんか?

記事を書いても、思うように成果が出ないことがあります。感覚だけで判断すると、次に何をすべきか分からなくなってきますよね。
そういったときに成果を出すには、データに基づいた分析が必要です。 

そこで役立つのが「SEO分析」です! 

SEO分析とは、検索順位やアクセスデータをもとに、サイトの課題を見つけて改善する作業です。
何が課題で、どう改善すればいいかも数字でわかるので、自信を持ってサイトを良くしていけますよ。 

この記事を読むと、以下のことがわかります!
  • SEO分析の具体的な進め方(4つのステップ)
  • 検索順位が上がらない、よくある原因と対策
  • 分析に役立つ無料・有料ツールの選び方
  • 見るべき指標と、その活用方法
  • 初心者が最初に使うべきツール

SEO初心者の方でも迷わず実践できるよう、4つのステップでわかりやすく解説しています。
ぜひ最後まで読んで、今日からサイト改善に役立ててください! 

目次

SEO分析とは?

SEO分析とは、現状把握・競合比較・原因特定・改善実施・効果確認の5ステップを繰り返し、検索順位が上がらない原因を見つけて改善につなげる作業であることを示す図

SEO分析の改めての定義

マーケティング担当者

そもそもSEO分析ってどんなもの?

SEO分析とは、ツールを使うなどして、サイトの状況を調べ、検索結果で上位に表示されない原因を見つける作業です。

具体的には、競合サイトや自社サイトの検索順位を確認します。そして、ユーザーの行動データも見て、改善すべきポイントを明確にします。

いわば、サイトの健康診断ですね。人間ドックの数値から体の不調をさぐるように、順位やアクセスの数字からサイトの弱点を見つけます。

例えば、「このキーワードで1位を取りたい」と思っていても、実際は6位あたりで停滞している...というケースはよくあります。そこで、1〜5位の記事を実際に開いて読み比べてみましょう。
すると、次のような違いが見えてきます。 

  • 上位記事は、こちらが書いていない疑問にまで答えている
  • 図や表がこまめに入っていて、読みやすい
  • 関連する外部サイトから、リンクを多く集めている

こうした違いに気づけると、「次にサイトのどこを直せばいいか」がわかります。なんとなくの感覚で直すのではなく、上位の記事と見比べながら原因を探っていく。これがSEO分析です。 

なぜSEO分析が必要なのか?

Webマーケター

SEO分析って本当にやる意味あるの?

結論からお伝えすると、データをもとに次に取り組むべき施策を判断するためにSEO分析は必須といえます。 

検索順位は、記事の内容だけでなく、いろいろな要素が重なって決まります。

だからこそ、今の順位に何が影響しているのかを、データで確認する必要があります。分析をしないまま施策を続けると、何が効いていて何が的外れなのかがわかりません。

感覚や思い込みだけで記事を作り続けると効果のない施策を続けてしまい、結果として順位を落とすことがあります。 

SEO分析が必要なのは、順位が変わる原因を把握するためでもあります。

順位を落とす原因は、大きく2つあります。

Googleの評価基準が変わり続けている

先週まで通用したやり方が、今週は評価されないこともあります。

競合サイトも日々コンテンツを充実させている

自社が何もしない間に、ライバルは記事を改善し続けています。

SEO分析を行うことで、コンテンツのどこに課題があるのかを把握し、優先順位をつけて改善に取り組めます。

代表増田

記事の更新は大変ですが、強い会社ほど、ここを徹底してやっています!

SEO分析の進め方【4ステップ】

SEO分析の進め方を、現状分析・課題洗い出し・改善実施・効果検証の4ステップで示し、課題洗い出しから効果検証までをサイクルとして繰り返すことがポイントであることを表す図
マーケティング担当者

SEO分析って難しそう…。何から始めればいいんだろう?

SEO分析が初めての方は、まずは次の4つのステップを順番に進めてみましょう。 

4つのステップ
  • 現状を分析する
  • 課題を洗い出す
  • 優先順位をつけて改善する
  • 効果を確認して、次の施策につなげる

SEO分析は、順位やデータを確認して終わりではありません。

代表増田

現在の状況を把握し、課題を見つけて改善が必要になります。
そして、その結果を検証するまでが一連の流れです。
このサイクルを繰り返して、検索順位やアクセスの改善をしましょう。

ここからは具体的なステップについて、わかりやすく例を用いながら解説します!

ステップ1:現状を分析する

まずは、自社サイトや記事がどのような状態なのかを把握しましょう。

Googleが無料で提供している「Google Search Console」と「Googleアナリティクス」を使ってみましょう。これらのツールで検索順位や表示回数、クリック数などを確認できます。

表示回数:検索結果に記事が表示された回数
クリック数:検索結果から記事がクリックされた回数

さらに、検索結果で上位に表示されている競合ページも確認しましょう。
競合を分析するときは、次のポイントを比較すると違いが見えやすくなります。

  • タイトル・見出しの付け方
  • 記事の構成や情報の量
  • 図表や画像などの見やすさのための工夫
  • オリジナルの情報や具体例の有無
  • 読者の疑問にどこまで答えているか

現状を正しく把握できれば、どこに差があるのかが見えやすくなります。
どのページに流入があり、どこで離脱しているのかを把握することで、優先的に改善すべきポイントが見えてきます。

ステップ2:課題を洗い出す

現状を分析したら、次は順位が伸びない原因を整理しましょう。

順位やアクセス数を見ただけで終わらせず、なぜ伸びていないのかを考えてみましょう。競合ページとも比較しながら、原因を探ってみてください。そこから、改善すべき課題が見えてきます。 

例えば、次のような課題が見つかります。

  • 読者が知りたい情報に十分答えられていない
  • 必要な情報や説明が不足している
  • タイトルと記事の内容が合っていない
  • 競合サイトより情報が少ない
  • 記事同士のつながりやサイトの構成が整っていない

順位が伸びない原因は、記事の内容だけとは限りません。記事の構成やサイト全体の設計など、複数の要因が影響しているケースもあります。

「これを改善すれば必ず順位が上がる」という方法はありません。

考えられる原因をできるだけ洗い出し、次のステップで優先順位を付けて改善していきましょう。

ステップ3:優先順位をつけて改善する

いくつかの課題が見つかったら、改善に取り組んでみましょう。
ただし、見つけた課題を一度にすべて修正する必要はありません。

順位への影響が大きそうなものから優先して取り組みましょう。

例えば、次のような施策があります。

  • 見出しを追加する
  • 説明不足の内容を追記する
  • タイトルを改善する
  • 内部リンクを見直す
  • 図や表を追加する
  • 表示速度を改善する

改善の内容と実施日を記録しておくと、後から効果を振り返りやすくなりますよ。

ステップ4:効果を確認して、次の施策につなげる

改善後は、数週間から1か月程度データを確認しながら様子を見ましょう。
順位やクリック数、アクセス数などを改善前と比較し、施策の効果を測ります。

期待した成果が出た場合は、その施策を他の記事にも展開できます。

一方で、思うような結果が得られなかった場合は、ステップ2に戻って原因を見直しましょう。新たな課題を見つけたら、再び改善を行います。

SEO分析は、一度で終わるものではありません。

代表増田

「現状把握→課題の洗い出し→改善→検証」のサイクルを継続することが、検索順位を伸ばすための基本です。

よくある検索順位が上がらない原因

検索順位が上がらない主な原因として、クローラー未到達・検索意図への未対応・サイトの使い勝手の悪さ・被リンク不足の4つを挙げ、それぞれの対策を示す図
Webマーケター

SEO分析の流れは分かったけど、課題や改善策をどう探せばいいんだろう?

上記のステップ2(課題を洗い出す)とステップ3(優先順位を付けて改善する)は、経験や知見がないと難しく感じやすい領域です。目標と現状のギャップには無数のパターンがあり、上位表示できない原因もさまざまだからです。

思いついたところから改善するのではなく、基本的な部分から順番に原因を確認していくことが大切です。原因を正しく見つけられれば、優先して取り組むべき施策も見えてきます。

ここでは、検索順位が上がらないときによくある以下の4つの原因と、その対策を紹介します。

4つの原因
  • クローラーが来ていない
  • 検索意図に応えられていない
  • サイトの使い勝手が悪い(表示速度・スマホ対応)
  • 他サイトからのリンクやシェアが少ない

原因1:クローラーが来ていない

クローラーとはWebページの情報を自動で収集し、検索エンジンに伝える巡回ロボットです。 

まずよく発生するのが、そもそもGoogleにページが認識されていないケースです。

Googleの検索順位は、次のような仕組みで決まります。

クロール(情報の収集段階)

インターネット上に存在する無数のホームページを、検索エンジンが用意した巡回ロボット(クローラー)が自動で巡り歩き、情報を集めます。

インデックス(情報のデータベース登録段階)

クローラーが集めてきたページのテキストや画像などの情報を整理し、検索エンジンの巨大なデータベースに正しく分類して保存します。

ランキング(最終的な順位の決定段階)

ユーザーが検索キーワードを入力すると、データベースの中から「この悩みに一番答えられる」と判断されたページから順に、検索結果に表示します。

どれだけ良い記事を書いても、そもそもクローラーが来なければ、検索エンジンはその存在に気づけません。お店をオープンしても、地図アプリに登録していなければ誰にも見つけてもらえないのと同じです。

対処法

①Google Search Consoleでインデックスの状況を確認しましょう。未登録であれば、URL検査からインデックス登録をリクエストできます。

Google Search ConsoleのURL検査画面で、対象ページが「Googleに登録されています」と表示されている様子を示すスクリーンショット

URL検査を使うと、そのページがGoogleに登録されているかを確認できます。まだ登録されていない場合は、「インデックス登録をリクエスト」をクリックしましょう。Googleのクローラーがページを見に来てくれるようになり、登録が早まる可能性があります。 

Google Search ConsoleのURL検査画面で「URLがGoogleに登録されていません」と表示され、インデックス登録をリクエストするボタンが示されることを説明するスクリーンショット

XMLサイトマップを送っておくと、Googleに認識してほしいページを伝えやすくなります。 

XMLサイトマップとは、サイト内にあるページのURLをまとめた一覧表のようなものです。

これを検索エンジンに伝えることで、「このサイトには、こんなページがありますよ」と正しく知らせられます。

Google Search Consoleでの送信方法

Google Search Consoleにログインしたら、左側メニューの「サイトマップ」をクリックします。

入力欄にsitemap.xmlと入力し、「送信」を押せば設定は完了です。

XMLサイトマップの設定方法を、Google Search Consoleのサイトで実際に設定している画像をわかりやすく編集した画像。

送信後は、ステータスが「成功しました」と表示されているかを確認しましょう。

原因2:検索意図に応えられていない

検索意図とは、ユーザーが検索キーワードを入力した背景にある「本当に知りたいこと・解決したい悩み」のことです。 

SEOでは、キーワードが含まれているだけでは上位表示されません。読者が求める情報を提供できていない記事は、検索意図を満たしていないと判断され、順位が伸びにくくなります。 

例えば、「SEOツール」というキーワードでは、どのようなニーズがあると考えられるでしょうか。

多くの人は、「SEOツールの使い方を知りたい」「SEOツールとは何かを知りたい」と考えるかもしれません。

しかし、実際に検索すると、おすすめのSEOツールを比較した記事や、料金・機能を一覧で紹介している記事が上位に表示されています。

「SEOツール」という検索キーワードの実際の検索意図を説明するために、Google検索結果でおすすめSEOツールの比較・ランキング記事が上位表示されている様子を示すスクリーンショット

つまり、このキーワードでは、「自分に合ったSEOツールを比較して選びたい」というニーズが強いことが分かります。

対処法

検索意図とのズレを見つけるには、実際に上位表示されている記事を分析することが重要です。上位記事に共通して掲載されている内容は、多くの読者が求めている情報である可能性が高いです。

自分の記事に足りない情報があれば追加し、読者の検索意図を満たせる内容へ改善していきましょう。

原因3:サイトの使い勝手が悪い

内容がどれだけ良くても、使い勝手が悪いと評価は下がってしまいます。

ページを調べていて、動作が重かったり見づらかったりすると、「他の記事にしよう」と思いますよね。読者は、内容以前に、表示の遅さやストレスで離れていきます。

使い勝手の悪さには、主に次の2つの原因があります。

  • 表示速度が遅い
  • スマホでの見やすさが不十分

それぞれ詳しく見ていきましょう。

表示速度が遅い

表示速度が遅い場合は、コアウェブバイタルを改善しましょう。

コアウェブバイタルとは、Googleが発表した、ページの使いやすさを測る指標です。

押さえておきたいポイントは、以下の3つです。

指標内容改善策
LCPページの表示速度画像や動画のサイズを見直す
INP操作への反応の速さ不要なJavaScriptを減らす
CLS表示のズレの大きさ画像や動画のサイズを事前に指定する

JavaScriptとは、Webページに動きや対話性を加えるプログラミング言語です。便利な言語ですが、使いすぎるとページの表示が重くなる原因になります。

対処法

これらは、Page Speed Insightsという無料ツールで手軽に確認できます。
数値が低い項目があれば、画像を軽くするところから見直してみましょう。

Page Speed Insightsの分析結果画面で、LCP・INP・CLSというCore Web Vitalsの3指標が合格評価で表示されている様子を示すスクリーンショット

スマホでの見やすさが不十分

Googleは現在、検索順位を決定する基準として「MFI(モバイルファーストインデックス)」を採用しています。

MFIとは、スマホ版のページを基準にして、Googleがインデックス登録やランキングを決める仕組みのことです。

以前はパソコンでの見やすさが重視されていましたが、スマホ利用者が増えたことで、モバイル端末での閲覧を基準に評価されるようになりました。

そのため、画像や文字が見切れていないか、ボタンが押しにくくないかなど、スマホでの表示を優先して確認する必要があります。

対処法

①PageSpeed Insightsで、モバイル向けのスコアを確認しましょう。
タップ要素の間隔や文字サイズなど、スマホ表示に関する問題点も指摘してくれます。

②Search ConsoleのURL検査を使い、対象のページがモバイル向けに
問題なく認識されているかも確認しましょう。

公開URLをテスト」ボタンを押すと、テストが始まります。

Search ConsoleのURL検査で対象ページがモバイル向けに正しく認識されているか確認する方法を説明するために、「公開URLをテスト」ボタンが示された画面を示すスクリーンショット

テストが終わったら「テスト済みのページを表示」を押して、スクリーンショットのタブを見てみましょう。
これが、スマホで見たときの実際の画面です。文字や画像が見切れていないか、確認してみましょう。

テスト済みのページのスクリーンショットタブでスマホ表示時の見え方を確認する方法を説明するために、URL検査結果とスマホ表示のプレビューが示された画面を示すスクリーンショット

画像や文字が見切れていないか、ボタンが押しにくくないかなど、スマホでの表示を優先して見直しましょう。

原因4:他サイトからのリンクやシェアが少ない

最後は、外部からの評価が少ないケースです。

たとえば、口コミサイトで紹介されているレストランは、評判がいいですよね。他サイトからのリンクやSNSでのシェアも、それと似たような役割を果たしています。

Googleは、良質なページかどうかを判断する基準の一つとして、外部からリンクが設置されているかを考慮しています。中身が良いだけでは評価に繋がりません。

すでにユーザーニーズを見直し、何度もメンテナンスを重ねている場合は、コンテンツの内容以外が原因で上位表示されていない可能性があります。その場合は、被リンクを増やすことにチャレンジしてみましょう。上位表示につながるはずです。

被リンクとは、外部のWebサイトから自分のサイトに向けて張られたリンクのことです。

まずは、現状を調べてみましょう。

自社の被リンク数を確認する場合は、Google Search Consoleを使用します。

ただしGoogle Search Consoleでは、競合の被リンク獲得状況を確認できません。そのため、「Ahrefs」などの競合調査ツールを利用して確認し、自社と比較してみましょう。

対処法

他社が思わず紹介したくなるような、質の高い記事をつくりましょう。また、SNSでの発信や、関連するサイトへゲスト記事を書くのも一つの方法です。

ゲスト記事とは、自社の記事を、他社の外部サイトに掲載してもらうことです。記事自体は自社側で執筆し、掲載先のサイトに依頼して載せてもらいます。

ただ、被リンクは数を集めればいいというわけではありません。

代表増田

不自然なリンクや、スパム的なサイトからのリンクは、逆にマイナス評価につながることもあります。数よりも質を意識しましょう。

SEO分析に役立つツール

マーケティング担当者

ツールっていろいろあるけど、どれで何が分析できるの? 

この疑問に答えるために、おすすめのツールと、それぞれで何が分析できるのかを解説します。

これらのツールを活用して、SEO分析を進めていきましょう。 

無料で使える基本のSEO分析ツール 

Google Search Console 

記事を公開したら、検索結果にちゃんと表示されているのか、何位に出ているのか、気になりますよね。そんなときに使うのがGoogle Search Consoleです。 

Googleが公式に提供している無料ツールで、自社サイトがどのキーワードで何位に表示されているかを確認できます。クリック率や表示回数も見られるため、分析のはじめにぴったりです。

Google Search Consoleの検索パフォーマンス画面で確認できる項目を説明するために、合計クリック数・合計表示回数・平均CTR・平均掲載順位と日別の推移グラフが示された画面を示すスクリーンショット

Search Consoleの「検索パフォーマンス」画面では、こんなデータを確認できます。

表示回数

検索結果に表示された回数

クリック数

検索結果からクリックされた回数

CTR

検索結果からクリックされた割合

表示回数が多いのに、クリック数が少ない場合は要注意です。読者に見つけてもらえてはいるものの、タイトルや説明文に魅力がなく、クリックされていない可能性があります。

代表増田

CTRは1%は欲しいですね。それより低かったら、タイトルなどを見直してみましょう。

 Googleアナリティクス  

記事を書いたあと、実際にどれくらい読まれているのか気になりますよね。そんなときに使うのがGoogleアナリティクスです。

Googleアナリティクスは訪問者数や滞在時間、サイト内の行動の流れを分析できる無料ツールです。どのページがよく読まれ、どこで離脱が多いかが分かります。

Googleアナリティクスで確認できるデータのイメージを説明するために、美容サロンを想定したテストデータでページ別の表示回数やアクティブユーザー数などが一覧表示された画面を示すスクリーンショット

実際にGoogleアナリティクスを使うと、上記のような画面でデータを確認できます。

アクティブユーザー

そのページを閲覧したユーザー数 

アクティブユーザーあたりのビュー

1人のユーザーが見てくれたページ数

アクティブユーザーあたりの平均エンゲージメント時間

1人のユーザーが平均してサイトを利用した時間

どのページがよく読まれているか、どれくらいの時間見てくれているかが一目で分かるので、記事の改善ポイントを見つけやすくなります。

ラッコキーワード 

自社で記事を書いていこうとするとき、どんなキーワードで執筆していったらいいか分からないですよね。そんなときに有用なのが「ラッコキーワード」です。

海外産のSEOツールよりも低価格で、最近は特に機能アップデートも頻繁にされています。
競合調査含めて、まず第一におすすめできるサービスです。

例えば「SEO集客」と入力すると、関連キーワードとして「seo集客とは」「seo集客方法」など、関連する検索キーワードが一覧で表示されます。読者が実際にどんな言葉で検索しているかを幅広く把握できるので、記事に含めるべきキーワードを見つけるヒントになります。

ラッコキーワードで「SEO集客」と検索すると関連キーワードが一覧表示される様子を示すスクリーンショット

さらに、見出し抽出という機能を使ってみましょう。そのキーワードで検索上位に表示されている記事の見出しを、一覧でまとめて確認できます。競合記事がどんな構成で書かれているかが一目で分かるため、競合分析にも役立ちます。

ラッコキーワードの見出し抽出機能で「SEO集客」の検索上位記事の見出し数や文字数が一覧表示される様子を示すスクリーンショット

プロが使うその他のSEO分析ツール

サービス名サービス概要
Ahrefs競合の被リンクの状況や、獲得しているキーワードを調べられるツールです。世界最大級の被リンクデータを持っており、情報量の豊富さが強みです。
SemrushAhrefsと並んでよく使われる競合分析ツールです。キーワード調査や順位チェックに加え、広告関連のデータも確認できます。
GRC (有限会社シェルウェア)指定したキーワードの検索順位を、日々自動で記録してくれるツールです。順位の推移をグラフで追えるので、施策の効果を確認しやすいのが特徴です。無料版もありますが、登録できるキーワード数には上限があります。
Pascal SEO上位表示されているページと自社ページを比較できるツールです。競合分析やキーワード選びなど、コンテンツ改善に役立つ機能がそろっています。
Lighthouse(PageSpeed Insights)Googleが提供する無料の診断ツールです。表示速度やスマホでの使いやすさを、点数で確認できます。原因3で紹介したコアウェブバイタルも、このツールで調べられます。
Googleキーワードプランナーキーワードの検索ボリュームを調べられるツールです。もともとは広告用ですが、SEOのキーワード選びにもよく使われています。需要の大きさをつかみたいときに便利です。
Keywordmap競合サイト分析やキーワード調査、順位モニタリングなど、幅広い機能を備えています。専任スタッフのサポートがあるため、初めての方でも扱いやすいのが特徴です。

有料のものが多いですが、本格的に分析したいときにはこういったツールも調べてみましょう。

SEO分析で見ておきたい指標

分析するとき、どの数字を見ればいいか迷うこともあると思います。押さえておきたい指標を5つ紹介します。

指標分かること確認方法
検索順位狙ったキーワードでの掲載順位Google Search Console
表示回数検索結果に表示された回数Google Search Console
クリック率(CTR)表示のうち、クリックされた割合Google Search Console
流入数サイトに訪れたユーザー数Google アナリティクス
滞在時間・離脱率読者がどれだけ読んでくれたかGoogle アナリティクス

これらの指標は、Google Search ConsoleGoogle アナリティクスといった無料ツールで確認できます。単体で見るよりも、組み合わせて見ていきましょう。

たとえば表示回数は多いのにクリック率が低ければ、タイトルの見直しが有効です。逆にクリック率は高いのに滞在時間が短ければ、内容と検索意図がズレている可能性があります。

Googleは、ユーザーの役に立つ情報を上位に表示する方針を打ち出しています。専門性や信頼性を示す「EEAT」という評価軸も、あわせて意識してみてください。

Googleは「E-E-A-T」を重視してサイトを評価しています。

E-E-A-Tとは、以下の4つの頭文字をとったものです。

  • Experience(経験):実体験に基づいた情報が含まれているか
  • Expertise(専門性):専門的な知識を持っているか
  • Authoritativeness(権威性):その分野の有力な情報源として認知されているか
  • Trustworthiness(信頼性):情報が正確で信頼できるか

特に、医療・健康・金融・法律など、人の生活に大きな影響を与える「YMYL」ジャンルでは、E-E-A-Tの基準がより厳しく適用されます。発信者の経歴や根拠となる情報源を明記するなど、信頼性を示す工夫が欠かせません。

まとめ

本記事では、SEO分析の基本的な考え方や、4つのステップに沿った進め方をお伝えしてきました。あわせて、検索順位が上がらない原因と対策、分析に役立つツールについても解説しました。

しかし実際に取り組んでみると、「どの指標を優先して見るべきかわからない 」「ツールを使いこなせない 」と悩む方も少なくありません。 

より効果的なSEO分析を行いたい」「自社だけでの運用に限界を感じている」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。 

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SEO分析でよくある質問(FAQ)

SEO分析はどのくらいの頻度でやればいいですか?

月に1回程度の確認がおすすめです。大きな施策を行った直後は、2週間ほどで一度様子を見ると安心です。

無料ツールだけでも十分ですか?

最初のうちは、無料ツールで十分に分析できます。Search ConsoleとGoogleアナリティクスがあれば、基本的な現状把握は可能です。本格的な競合分析が必要になったら、有料ツールの導入を検討してみてください。

SEO分析にはどのくらい費用がかかりますか?

無料ツールのみであれば、費用はかかりません。有料ツールは、月額1万円台から数万円台まで幅があります。まずは無料の範囲で始め、必要に応じて予算を検討しましょう。

SEO分析と競合分析は何が違いますか?

SEO分析は、自社サイトの現状や競合との差を分析し、改善点を見つけるための取り組みです。競合分析は、そのSEO分析を構成する要素の一つであり、競合サイトや競合ページを比較・分析することを指します。

はじめての人が最初に使うべきツールはどれですか?

まずは、Google Search Consoleから始めましょう。無料で使え、検索順位やクリック率など基本情報を確認できます。慣れてきたら、Googleアナリティクスも組み合わせてみてください。

目次