株式会社カスタメディア様|SEO戦略・広告運用で新規事業の成長を支援。CPAを5分の1に削減したマーケティング伴走事例

株式会社カスタメディアは、お客様の成長に沿ったカスタマイズを強みとするプラットフォーム構築を通じて、プラットフォームビジネスを「まるごと」支援する企業です。
同社はプラットフォームの構築にとどまらず、リリース後の集客やサービス活性化まで、開発とマーケティングをより一体的に支援できる体制づくりを目指していました。
そこでパキシーノと協業し、SEO戦略の策定や広告運用の改善など、伴走型のマーケティング支援をお客様へ提供する体制を構築しました。その結果、「エネルギー設備活用支援サイト」で新たなコンバージョンを獲得したほか、「福祉人材の就職支援サイト」では広告CPAを従来の5分の1に抑える成果につながっています。
今回は、株式会社カスタメディア CEOの浦坂様とパキシーノの増田が、協業前の課題や伴走支援の強み、実際のプロジェクトを通じて生まれた変化について語り合いました。

株式会社カスタメディア
プラットフォームの構築・開発から、集客・サービス活性化までを一貫して支援するプラットフォームビジネス支援企業
支援前の課題
- プラットフォームリリース後の集客・グロース支援の知見が社内になかった
- マーケティングを外部に任せており、顧客の状況に応じた柔軟な提案ができていなかった
- 構築後にサービスが活性化せず、顧客の新規事業を成功へ導けないケースがあった
支援後の効果
- パキシーノの知見を取り入れ、システム開発とマーケティングを一体化した伴走支援体制を構築した
- 顧客ごとに戦略を立案し、「福祉人材の就職支援サイト」では広告CPAを5分の1に削減した
- 「エネルギー設備活用支援サイト」では想定PV目標の達成とコンバージョン(CV)獲得を実現し、新規事業のKPI達成を後押しした
支援内容
パキシーノは、株式会社カスタメディア様の顧客に対するマーケティング伴走支援と、同社の支援体制の強化をサポートしました。
協業にあたり、カスタメディア様が重視するMVP(必要最小限の価値を提供できるプロダクト)の素早い開発・リリースに、パキシーノのマーケティング知見を取り入れ、顧客の予算や状況に応じて支援内容を調整しながら提案しています。
実際のプロジェクトでは、マーケティング支援に携わりました。「エネルギー設備活用支援サイト」ではSEO戦略の策定やCV導線の改善を支援しました。
「福祉人材の就職支援サイト」では広告運用を見直し、Meta広告のCPAを従来の約5分の1に削減。さらに、オンラインイベントでは、複数のエリアで集客目標(前年比110%)を達成しました。
先行してマーケティング支援に携わったことで、カスタメディア様側でも顧客の事業課題への理解が深まり、システム開発における機能の優先順位や提案を検討しやすくなりました。システム開発と集客支援を組み合わせ、顧客の事業成功まで伴走できる体制づくりを進めています。

浦坂 周 様
株式会社カスタメディア CEO

増田 謙一
パキシーノ株式会社 代表取締役
先が読めない新規事業。MVPで素早く検証し、改善を重ねる
増田御社とは、プラットフォームの構築からリリース後のグロース支援まで、ご一緒する機会が増えていますね。あらためて、事業概要と、新規事業に取り組むお客様が直面しやすい課題をお教えください。



当社はプラットフォームの構築に加え、構築後の集客やサービス活性化に向けた伴走支援を行っています。
新規事業の大きな課題は、既存事業と異なり、先を予測しにくいことです。BtoB向けを想定していても、実際にはBtoCの需要が大きかったり、収益モデルの変更が必要になるというケースがあります。
そのため、作って終わりではなく、プラットフォームを立ち上げた後も、市場の反応に応じた対応をする必要があります。



私も新規事業の立ち上げを支援することがあります。その中で、今までの失敗経緯をヒアリングすると、市場調査をせずに大規模プラットフォームを1年かけて開発したり、マーケティング部門と開発部門の連携に時間を要したりするケースを見てきました。
このような課題には、どのようにアプローチされていますか?



そもそも市場調査をせずにプラットフォームを構築することが大きなリスクです。そこで当社では、アイデア、顧客課題、解決方法を順に検証し、必要最小限の機能を備えたMVPで製品と市場の適合性を確かめる進め方を重視しています。
この進め方であれば、MVPを素早くリリースし、需要のある市場を低予算で調査することができるためです。当社の構築するプラットフォームは、市場の変化に応じて、機能や仕組みを柔軟に組み替えることができます。





素早く市場へ出し、反応を確かめながら改善することが重要ですよね。こうした課題に応えるため、パキシーノと協業してマーケティングの伴走支援を強化された理由を教えてください。



プラットフォームを継続的に成長させるには、構築後の集客や活性化まで一体で支援する必要があると考えたからです。
以前はシステム開発に専念し、マーケティングを外部へ委託していたため、開発と集客を別々に進めていました。しかし、SEOなどの観点を取り入れずに構築すると、リリース後の集客が難しくなります。
とはいえ、新規事業では予算が限られることも多く、立ち上げ時から高額なマーケティング費用を投じるのは容易ではありません。
パキシーノさんは、事業の成長段階に応じて小規模から支援を始め、お客様の状況に合った施策を柔軟に提案してくれます。集客と予算の課題に即した支援を提供できることが、協業の決め手でした。
戦略的なSEOと導線改善で目標PV数を達成。問い合わせ獲得にもつながった伴走型支援



ここからは、実際の支援事例について伺います。まず、私たちがマーケティング支援に携わった「エネルギー設備活用支援サイト」の概要と、私たちに依頼した経緯をお聞かせください。



「エネルギー設備活用支援サイト」は、エネルギー設備に関する情報を提供し、利用者と関連事業者のマッチングを支援するプラットフォームです。
パキシーノさんには、システムが完成し、初期コンテンツを掲載した段階から伴走をお願いしました。
この新規事業には明確なKPIが設定されており、達成できなければ事業からの撤退も検討される状況でした。そのため、リリース時からマーケティングの専門家と連携する必要があると考えたのです。



新規事業は予算や体制が限られるなかでも、着実に成果を積み上げる必要がありますからね。
私たちが参画した時点で約70記事が用意されていたため、まずSEOの全体戦略を整えました。キーワード調査とKPI設計に着手し、問い合わせにつながりやすいキーワードから優先的に取り組みました。
その結果、目標PV数を達成できました。さらに問い合わせまでの導線やフォームの入力項目を見直したところ、それまで発生していなかった問い合わせを獲得できるようになったのです。



パキシーノさんの専門的な支援によって、PV数のKPIを達成し、問い合わせの獲得にもつなげることができました。新規事業として掲げていた目標を達成し、お客様からも高く評価いただいています。
特に、オフライン施策を中心に取り組んできたお客様にとって、デジタル経由で問い合わせを獲得できたことは大きな成果です。「デジタルでも反響を得られる」という実績が生まれ、プロジェクト全体にポジティブな変化をもたらしたと感じています。



アクセスが伸び始めたタイミングで、カスタメディアさんと相談しながら導線を見直せたことが大きかったですね。
少ない操作で問い合わせられるよう、サイドバーにバナーを設置し、入力項目の多かったフォームも簡素化しました。アクセス数の増加と導線改善を並行して進めたことが、問い合わせの獲得につながったと考えています。
あらためて、今回の支援体制をどのように感じられましたか?



システム構築後も定例の場でお客様と対話を重ね、理解を得ながら丁寧に改善していく姿勢が印象的でした。
増田さんたちはお客様へ寄り添い、成果をさらに伸ばす提案を続けてくれます。
サービスの活性化には、リリース後も状況に応じて改善を重ねることが重要だと、私たち自身も気づかされました。お客様との対話を続けながら伴走していただいたことで、当社とお客様との関係も深まったと感じています。
広告CPAを5分の1に削減。先行するマーケティング支援がシステム開発の解像度を高める



続いて、福祉人材の就職支援サイトの事例について伺います。
現在、サイトリニューアルに向けて開発を進めていますが、システム開発に先行して広告運用を支援しました。どのような背景があったのでしょうか?



このサイトは、児童養護施設などの社会的養護施設で働きたい人と施設をつなぐプラットフォームです。既存サイトを当社のシステムへ乗せ替えるプロジェクトで、リニューアル期間中も現行サイトを運営する必要がありました。
加えて、プロジェクト開始直後に年1回のオンラインイベントが控えていたため、システムの完成を待たず、現行サイトでの集客支援を先行していただきました。



参画当初、お客様が運用していた広告はCPA(顧客獲得単価)が高騰し、コンバージョンの計測環境も整っていませんでした。そこで計測設定を見直し、ターゲットを「社会的養護施設で働くことに興味がある人」に絞って、広告の訴求内容やクリエイティブを改善しました。
その結果、広告予算を変えずにCPAを5分の1へ削減し、複数のエリアで前年比110%の集客目標を達成できました。





イベントまで約1か月という短期間でしたが、当初から迅速に参画していただき、非常に助かりました。
システムの完成を待たず、積極的に提案を重ねて成果につなげていただいたことで、お客様との関係も早期に構築できました。先にマーケティングの視点が入ったことで、私たちもお客様の課題への理解を大きく深められたと感じています。



広告運用の成果に加え、その過程で得た顧客理解をシステム開発へ生かせたことも大きかったですね。
同サイトはもともとSEOに強いため、乗せ替え後も検索エンジンからの評価を維持できるよう、現在はタイトルや見出しを含む移行設計を慎重に進めています。
システム開発とマーケティングを並行したことで、どのような相乗効果が生まれましたか?



お客様が力を入れたい点や重視していることを深く理解したうえで、システムを提案できるようになりました。
機能だけを見て構築しても、事業課題の解決につながるプラットフォームにはならないからです。
お客様への理解が深まったことで、開発の優先順位が明確になり、事業課題を踏まえた本質的な提案が可能になりました。旧サイトの強みを引き継ぎながら、より価値の高いプラットフォームを構築できる環境が整ったと感じています。
システム開発から、事業の成功をまるごと支援する組織へ



これまでのプロジェクトを通じて、私自身も多くの学びを得ました。
あらためて、パキシーノの伴走支援にどのような印象をお持ちでしょうか?



対話を通じてお客様の課題を引き出し、ともに解決する「寄り添い型」の姿勢を高く評価しています。一方的に「こうすべきだ」と伝えるのではなく、お客様の状況に合わせて柔軟に伴走してくれる点が魅力です。
システム開発では、目先の効率だけを優先すると完成したサービスが活用されず、事業の成功から遠ざかるリスクがあります。初期段階からマーケティングの視点を取り入れ、丁寧に進めることが重要だと感じています。





構築段階からマーケティングの視点を取り入れることで、お客様の事業へより深く貢献できると、私たちも実感しています。今後は、どのような支援を展開していきたいとお考えですか?



集客以外のグロース支援や、お客様の自走につながるリスキリング支援にも力を入れていきたいですね。
まずは専門家によるマーケティング支援で事業の立ち上げを支え、軌道に乗った段階でお客様へバトンを渡す。最終的には、お客様自身が運用を続けられる仕組みを確立したいと考えています。
システム開発からその後の成長まで、事業の成功をまるごと支援できる組織を目指します。



お客様が自走できる段階まで支援することが、事業の継続的な成長につながりますね。最後に、パキシーノの支援をどのような企業へおすすめしたいか、お聞かせください。



マーケティングに詳しくなく、何から始めればよいかわからない企業にもおすすめできます。
広告やSEOなど幅広い施策から、お客様に合ったプランを一緒に考え、実行まで支援してくれるため、安心して任せられます。プラットフォームの構築後も事業を着実に成長させたい企業には、ぜひセットで活用していただきたいですね。
※インタビュー内容は取材当時のものであり、現在の情報とは異なる場合があります。
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